あいちトリエンナーレ2019豊田会場 参加アーティスト

和田 唯奈(しんかぞく) 

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 「しんかぞく」とは「進化属」であり「新 家族」であり「真 家族」でもあり、様々な意味を持つ、新しい形態の家族の形として動き出したアートコレクティブ。

 

元々は和田さんが開いていたお絵かきのお家という私塾で開催した「しんかぞく」展から始まった。

「家族」をテーマにした「しんかぞく」展はアーティスト自身が作品を身につけ、展示しながら移動するという移動展示場や、「絵が家になる」「絵と家族になる」「絵で家族になる」など通常の絵画を壁にかけるという展示とは一味もふた味も違っていた。

 今回は「しんかぞく」だけでなく、友人のアーティストやエンジニア、BGMクリエーターなども参加し、「まるで遠方に住む親族も集まったみたいなチームができた」と和田さんは明るく笑う。

 

「今回の展示は、大きなテーマが「子守り」なんですよ。お客さんが『レンタル赤ちゃん』っていうアトラクションをやるんです。お客さんがしんかぞくが産んだ赤ちゃんを子守するんです。

30分くらいのコースで、印刷された絵を「赤ちゃん」として子守していくんです。

 

すごく大きく言うと、子守をみんなでシェアすればいいんじゃないかっていう発想で。

でもやっぱ長屋を作るっていうのとかだと今からだと難しいから、一個の発想としてお店みたいに、新しいアトラクションみたいに演出してお客さんにやってもらう、体感してもらうっていう気軽な子守りです。気軽に子育てを手伝う、みたいな発想からきてます!」

和田さんの「しんかぞく」展のステイトメントにあるような「拡張をめざし、情緒をいだく、共同体、家族という絵画」はこの豊田の地でどのような「赤ちゃん」を生み出すのだろう。 

 

<しんかぞくの皆さんの自己紹介>

●しんかぞくの先生

・和田唯奈(キュレーター・アーティスト)

画家です。アムステルダムのGalleryDelaiveに所属しています。2年半前、ちいさな絵画教室「お絵描きのお家」をひらきました。1年前、そこに集った生徒と「しんかぞく」というコレクティブをつくりました。生徒はみんなかわいいです。わーい

 

 

●しんかぞくの生徒

 

・青山果歩(アーティスト)

茨城県うまれ。東京の氷屋さんではたらきながら、もっと寒いところへ行くべく奮闘中。「カップはよくて、なぜ絵はだめなのか?」お気に入りの日用品を愛でる気持ちと、絵を見てよい!と思う気持ちの間にはなにがあるのか、探るために制作している。病めるときもすこやかなるときも、ごはんが好き。

 

・大山奈津子(アーティスト)

絵は独学でしたが、学びたくなったのでお絵描きのお家に参加するようになりました。自然の摂理や、物事の本質、神秘現象について考える事が好きです。そのような事を絵で具現化できるようになりますように。ウロウロしがちですが、好きなように生きていきたいです。

 

・半坂 優衣(アーティスト)

東北芸術工科大学洋画コース所属の2年生。

主に自分や周囲の人間の気持ち、思考などを、丸みを帯びた生物で表現する作品を制作。現在はとある音楽グループにお熱でしんかぞくの活動や大学との両立のために日々奔走している。

 

・星ヲ輪ユメカ(アーティスト)

1996年12月12日生まれ。「私を縛るモノすべてをブチ壊す絵を描いていく」をモットーに活動中。自身の経験から子どもやアダルトチルドレンを題材にすることが多い。また、孤独を感じる人の居場所になれるような作品作りを目指している。スタンドが使える。12月に東京都で個展予定。

 

・繭見(アーティスト)

自死に纏わることを描いたり作ったりしています。和田さんの「お絵かきのお家」とあわせて今年度から新芸術校で勉強しています。最近はモーモールルギャバンと茹でたキャベツにはまっています。ペットの猫(うなぎ丸)と鳥(真田丸、小柚丸)が可愛くて仕方ない。

 

・宮田奈々(アーティスト)

1998年3月6日生まれ(ミケランジェロさんと同じ誕生日)。幼少期から絵を描き続け高校進学とともに本格的に絵画を描き始める。卒業後は独学で制作をしつつ2017年から活動をし始めた。今は日本を出てアメリカでは作品を発表するのが目標なので英語を勉強中。

 

・よしだ智恵(アーティスト)

幼少期の頃から絵を描き続け、美術系の高校・大学を卒業し、さらにはカナダに1年留学を経験した。以前は銀箔・硫黄・墨という日本が伝統技法を使い、黒い花を描くという渋い作風だったが、しんかぞくに出会ってから様々な素材を使った作品を展開し、新たな表現を模索している。

 

・藤本友紀(お手伝い)

「今年2019年3月頃、新家族に出会う。あいちトリエンナーレ展示では新家族のお手伝いとして参加。現在美大予備校にて修業中。」アートとは程遠い妥協した人生ーーー自ら手繰り寄せ、生き様自体をアートに近づける事が今年の目標です。今回、『新家族』のお手伝いができて本当に光栄でした!

 


●しんかぞくの叔母さん

 

・BeBe(アーティスト)

しんかぞくのおばさんとして参加しています。子守りの可能性を拡げようとする今作に参加したのは、私自身が今、親の介護に関わりつつある、命のエネルギーが向かう方向は違うけれど、子守りと介護には共通する部分が有ると感じているからです。「人の成り立ち」に興味があって作品の制作を続けています。

 

 

●しんかぞくの叔父さん

 

・石井翔(エンジニア)

VR・ARエンジニア。情報処理推進機構より未踏スーパークリエイターに認定されている凄腕技術者。こまんべの大学の後輩。

 

・こまんべ(エンジニア)

芸術動画のエンジニア。普段は美術集団カオス*ラウンジのアトリエに住んでいて、たまに展示にも参加している。和田さんとは同い年。

 

・TM(エンジニア)

「共同体とは今何なのか」、実験的な創作を行なっている和田さんとしんかぞくを応援するエンジニアおじさんです。8ミリのホームムービーで実家の家族を結びつけてくれたエルモ社(名古屋、元職場でもあります)も協力してくれました。生まれ育った愛知で芸術に関わることができて嬉しいです。

 

・ワンフレーズ・ポリティクス(楽曲制作)

シゲル・マツモトと弓塲勇作によるグループ

高嶺格

参考画像:出展予定作品の模型写真

Photo: Yu Kusanagi

Courtesy of the artist

和田 唯奈 

1989年岐阜県生まれ 東京都拠点

http://oekakinoouchi.xyz/

とよた市民アートプロジェクト推進協議会事務局〒471-8501 豊田市西町3-60 豊田市役所南庁舎2階 豊田市生涯活躍部文化振興課内

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