あいちトリエンナーレ2019豊田会場 参加アーティスト

高嶺 格 -i n t e r v i e w-

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―今回 豊田市で作るということ、また あいちトリエンナーレ2019キュレーターの皆様と作品を作ることについてのお考えをおしえてください。

まずは能勢さん(あいちトリエンナーレ2019 豊田会場 キュレーター)ですけどね。

今回僕が関わっているトリエンナーレの関係者は津田さんも含めてネアカな人ばっかりな気がします。

今回の作品は建築物のようなものになるんですが、そもそもこのプランが出たのも、通ったのも、周囲のネアカさと関係あると思う。

うちのチーム編成は建築系(土木系?)で、実現に向けみな非常に前向きです。

市の職員の方もとてもサポーティブです。

モノがシンプルで、皆が想像する作品の最終形態に誤差が少ないせいもあるかもしれません。(そういえば2010年に参加したときもネアカな人だらけだった気がしますが)

―今回作品が展示される場所が廃校のプールということですが、どのような視点でその場にされたのか教えてください。

設置作業が7月で暑いだろうなあと。

で、プールに設置すれば泳ぎながら作業できるぞ!と思ったのがきっかけです。アホと思われるでしょうけど。

でもお客さんが水着に着替えて水中で鑑賞する作品って楽しそうでしょ?

僕は水泳部だったし夢は大いに膨らんでいたのですが、安全上の問題などで水は張れないことになってしまった。

 

ええーっ!てなりましたがそのとき何回か下見に行ってすでにプールに愛着が沸いていたので、ここでなにかしようと。

―秋田では高校生クリエイティブキャンプなど若者との活動をされていらっしゃいますが、若者ならではの視点で地方の文化資源やおもしろさを再発見するということは、どのような魅力がありますか?

 昨年の高校生クリエイティブキャンプで大賞をとったチームが長野の高校なんですが、すごいパワーでした。ハッチャケ方がハンパない。

「近頃の若者はスマホばかりいじって元気がない」と思い込んでいたのですが、意外といるもんだなと。あるいはチャンスさえあれば開花する子なんていくらでもいるのかも。

 

こういう高校の引率の先生はだいたい生徒以上に楽しんでいるから、そういう「目立つ子をちゃんと目立たせる」ことのできる先生と組めたら面白いことができるんじゃないか?

 

中学や高校で「いちばん面白いやつ」っていますよね。彼らを芸術系に引き込めるかどうかは大事。芸術が、魅力的な進路のひとつとして彼らの目に映ることで状況は相当面白くなると思います。

高嶺格

参考画像:出展予定作品の模型写真

Photo: Yu Kusanagi

Courtesy of the artist

高嶺 格 

1968年鹿児島県生まれ 秋田県拠点

http://takaminet.com/

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